多くのシステム開発会社には、システムを開発するのにかかる費用を概算だが瞬時に弾きだすことができる基準があります。
どんな仕事であってもこれはあたりまえのことですが、ITとなった瞬間曇りガラスを通したように見えづらくなってしまう。

開発をお願いしたいけど、
今回のシステム開発はいったいいくら位かかるのだろうか・・・
予算内で収まるだろうか・・・
と不安になったことはないでしょうか。

今回はシステム開発にかかる費用はいったいどのように決まるのかを解説をしたいと思います。

システム開発はほぼ人件費

システム開発は購入するものが殆ど無いので(一部のサーバ購入費などがある場合もあります)費用の殆どは人件費になります。
システム開発費用=人件費
なのでシステムができるまでにどれだけ人が手を動かすかということになります。

例えば「A」というシステムを作るのに、1人のエンジニアが手を動かし完成までに半年かかるならば、6ヶ月の人件費がかかります。
ITではこの6ヶ月かかる作業のことを「6人月」といいます。

ではエンジニア6人が一斉に作業をしたら1ヶ月で終わるかというとそういう訳ではありません。
開発の前には仕様を決めたり、それに基づいて設計をしたりという開発工程があるため、6人のエンジニアが一斉に作業をしても1ヶ月で終わらせることは難しいのです。
そのため、あくまでも人月というのは目安になります。

エンジニアの人件費

photo credit: reynermedia Numbers And Finance via photopin (license)

1人のエンジニアが6ヶ月かかる作業ならば、能力が高いエンジニアが作業したならば1ヶ月作業時間を縮めて5ヶ月分の人件費で済むんじゃないの!?
そんなことを思う方もいることでしょう。

そのためにITでは、エンジニア一人ひとりに技術力に応じた単価というものが設定されています。
このエンジニアの単価相場は中小企業の場合
・一般的なエンジニア[80万円/1ヶ月]前後
・プロジェクトマネージャー[100万円以上/1ヶ月]
・ITコンサルタント[100万円以上/1ヶ月]
大手システムインテグレータになると2倍もざらにあります。

開発価格はこう決まる

前提条件として「A」というシステムは開発に6ヶ月(6人月)かかるとします。
先程の単価相場で単純計算すると
6ヶ月×80万=480万
となります。

しかしシステムを開発するのには
システム企画→要件定義→概要設計→詳細設計→プログラム設計→プログラミング→テスト
と開発を終えるまでにこれだけの工程があるだけに、複数の人が開発に関わることになります。

システム企画を単価120万円のITコンサルタント1人が1ヶ月
要件定義を単価100万円のプロジェクトマネージャー1人が1ヶ月
概要設計・詳細設計・プログラム設計を単価85万円のエンジニア1人が2ヶ月
そしてプログラミング・テストを単価70万円のエンジニア1人が2ヶ月
で行った場合
(1ヶ月×120万)+(1ヶ月×100万)+(2ヶ月×90万)+(2ヶ月×80万)=560万+設備費(開発のために購入するもの)+固定費(賃料等)
という開発費用になるのです。

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